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睡眠でお困りのあなたへオススメの一冊『眠れなくなるほど面白い自律神経の話』の紹介

自律神経が乱れると?

夜思うように眠れなかったり、なんとなく身体が怠いといった不調の原因は自律神経にあるかもしれません。
自律神経の乱れは身体と心に様々な辛い症状を引き起こします。

眠れない人(いらすとや)

その主な原因となるのが血流の悪化で、頭痛や肩こりに内臓機能の低下による便秘や下痢、肌荒れなどの身体的な不調が現れるようになります。
精神的にもイライラしやすくなったりやる気がなくなるなどの不調が見られたり、過眠や不眠といった異常をきたす可能性が高いです。

では何故、自律神経は乱れてしまうのか?

こちらの書籍の解説を簡潔にご紹介させていただきたいと思います。

眠れなくなるほど面白い自律神経の話

※眠れなくなるほど面白い自律神経の話(Amazonより転載)


交感神経と副交感神経とは?

まず、自律神経には交感神経副交感神経の二種類があり——

・交感神経が優位になると血管が収縮し心拍数と血圧が上昇。身体を活動させる興奮状態となります。
・副交感神経が優位になると逆に血管が緩み、心拍数や血圧が低下してリラックスした状態になります。

この正反対の役割を担った二つの神経が交互に働くことで動くべきときに動き、休む時に休むという生物本来のメリハリのある活動を可能にしているのです。

熟睡する女性のイメージ

自律神経にはリズムがあり時間帯によって変化する。

日中は交感神経が優位になり夜は副交感神経優位へと切り替わるのが自律神経の正常なリズムで、体内時計とリンクしています。

夜更かしをしたり、朝寝坊をしたり、食事の時間がバラバラだったりといった不規則な生活を続けていくと、
交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズに行えなくなり、朝になっても起きられず、深夜になってもなかなか寝付けないといった不快な症状が現れてきます。

人間の体内時計の周期は1日25時間で、地球の自転周期である1日24時間とわずかなズレがあり通常であればそのズレを修正しながら
体のサイクルを保てるのですが、 不規則な生活が続くと体内時計のズレも大きくなり自律神経がますます乱れる悪循環に陥ってしまうのです。

眠れなくても頑張る人

副交感神経がしっかりと働く『リラクゼーション睡眠』

『緊張型睡眠』『リラクゼーション睡眠』という二種類の睡眠があるのですが、身体が活動状態のまま睡眠を行う
『緊張型睡眠』ではいくら寝てもすっきりしない為、心身ともに疲れがぬけません。

一方で副交感神経がしっかりと働く『リラクゼーション睡眠』をとることで、前日の疲れを十分に回復させることができスッキリと目覚められるようにもなります。

緊張型睡眠の特徴
・交感神経が優位の為、睡眠中も身体は緊張しており興奮したまま。
・眠っている間も脳や内臓が活発に動いている。

リラクゼーション睡眠の特徴
・副交感神経が優位の為、心身ともにリラックスしてゆったり眠れる。
・脳や内臓の動きが抑制されている。

寝不足

では、リラクゼーション睡眠にするにはどうすればよいのか? 

簡潔にまとめさせていただくと――

『リラクゼーション睡眠』に繋がる習慣。
・39~40℃のお風呂で15分間入浴。
・寝る前の動作をゆっくり行う。
・夕食を食べて3時間経過してから眠る。
・24時までには眠る。

『緊張型睡眠』に繋がる習慣。
・就寝直前までスマホやテレビを見る。
・夜も昼間のように明るい照明で過ごす。
・食べてすぐに寝てしまう。
・42℃以上の熱い湯船に浸かる。
・寝酒

これらの『緊張型睡眠』に繋がる習慣を避け『リラクゼーション睡眠』に繋がる生活習慣を心がけていけば、自然と"良質な睡眠"をとることができるようになります。
午後8時までには夕食を済ませ、39~40℃のお風呂に入り、交感神経を刺激しないようゆったりと過ごすことを心掛け、就寝する30分前にはスマホを置いてベッドへ入る。
非常にシンプルですが就寝前の行動をこのようにしっかり実践していけば"眠れない"とは縁遠い生活になっていきます。

気持ちのいい朝のイメージ

初日はこういう行動をとっても思うように上手くは眠れないかもしれません。
しかし、大事なのは継続していき"眠れない"に繋がる行動を排除しつつ『スッキリ眠れる人』の習慣を自らも身につけることです。

もし不眠に苦しまれスッキリ眠りたいという方は、ぜひこちらの本を読んで実践してみて下さい。

私自身も非常に眠れないに苦しめられていたのですが、こういう生活習慣を直せばいいというのはなんとなく理解しつつも出来ずにおりました。

他にもいっぱい優先したいことや、そうできない理由がたくさんあって、どこか自分とは無縁の話しと思って聞き流していたのですが、
この本が説得力のあるわかりやすい解説をしてくれているので試してみるきっかけとなりました。今では気持ちよく眠れております。

眠れなくなるほど面白い自律神経の話し

※眠れなくなるほど面白い自律神経の話(Amazonより転載)


そんなとってもオススメの本ですので、もし自律神経について興味を持っていただけたらぜひ読んでみてください!
自律神経に悪い習慣とオススメの食事についてもこの本で解説されているのですが、そちらについてはまた次回詳しくご紹介させていただきたいと思います!

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