心のトレーニングをしよう 1
こんにちは! サービス管理責任者の小松です。
今回は「認知行動療法」についてお話しさせてください。
「現実の受け取り方」や「ものの見方」を認知といいますが、認知に働きかけて心のストレスを軽くしていく治療法が「認知行動療法」です。
認知には何か出来事があった時に瞬間的に浮かぶイメージがあり、「自動思考」と呼ばれています。「自動思考」が生まれるとそれによっていろいろ気持ちが動いたり、行動が起こります。
ストレスに対して強い心を育てるには「自動思考」に気づいて、それに働きかけることが必要になってきます。
「認知行動療法」ではつらくなったときに少し立ち止まり、その時に頭に浮かんでくる「自動思考」を現実に沿った柔軟なバランスの良い考えに変えていくことで、時々に感じるストレスを和らげる方法を学ぶことができます。
「認知行動療法」のすすめ方
1 まずはあなたのストレスに気づいて問題を整理する。
2 あなたの考え方(自動思考)があなたの感情や行動にどのように影響しているかを調べる。
3 生活を振り返りながら、心が軽くなる活動を増やす。
4 自動思考の内容と現実のズレに注目して、自由な視点で現実に沿った柔らかいものの見方に変える練習をする。
5 その時にあなたにとって、何が大切か考える。
6 バランスよく考えられるようになってきたら、問題を解決する方法や人間関係を改善する方法を練習して、今できることに取り組む。
上記の方法は一朝一夕で出来ることではありません。もちろん専門的な知識が必要ですので、あなたが今受診している医師やPSWに相談するのがベストだと思います。また掲載した本を参考にすることもお勧めします。
次は「アサーション」について、お話ししようと思います。
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