こんにちは、アンザイです。
さて、最近自分の絵の強みは何ぞや?と思い、各別ジャンルのイラストを数点提出し
棚卸しをしてもらったのですが(チャットGPTに…)
いわゆる漫画イラストよりも、たまに描いている動物イラストよりも、
7年間なんとなーく月1ペースで描いていた委託業務の解説向けイラストが
一番仕事に繋がりやすいと言われ
純作家として世界観追求で勝負するより人に伝えるツールとして絵を使った方がいいと。

→解説向けイラストはこういう感じのものを描いてます。
(リンク先は他の方の作品ですので参考程度に!)
え……マジですか。
こんなんでいいのならどんどん描きますよ!華がないなあ…SNSバズり絵師になる夢ははかなく消えるのか…
さて、今回は華もなくバズりもしない!あとAIにも学習されやすそう…
でも仕事に繋がりやすい!
線なしイラストの描き方を投稿いたします!
今回は新学期という事で、登校している新1年生と5~6年生あたりのお兄さんのイラストを描きます!
いつもはiPadのprocreateで描いてますが、広い範囲で活用出来るようにクリップスタジオで描きます。
下描き

線画なしという事で下描きはどうやって描くんだ…?と私も最初は戸惑いましたが
基本的にはいつもの描き方と同じです。
線画ありと違う所は(むずかしい所は)線画が使えない分、形のごまかしがきかない事です。
(線画大好き人間なので実は線画なしイラストは苦手です!笑)
なので色塗りに入る時に迷わないように、最低限 顔・手足は細いペンに持ち替えてしっかり下描きします。
塗り(土台づくり)

パーツごとにレイヤー分け(髪、顔、手など)をするのが主流のようですが、
私はまず全体のシルエットをとってしまいます。
色は白にほんのちょっと色を入れたものを使います。何故かというと
目の白い部分(今回は描きませんが)、シャツ、ひも、靴下、靴の紐など、
いろんな箇所が色を変えずにそのまま使えるからです。
ペンは輪郭にザラザラ感が欲しかったので今回は「ざらつきペン」を使っています。
濃度は100%にして下さい。(理由は後述)
ペンをざらつかせるとこれも後述しますが塗りつぶしの時に少々工夫が必要となります。
なので慣れない方は普通のペンを使う事も検討して下さい。

塗りつぶしツールで塗りつぶしていきます。
ザラザラしたペンを使った宿命ですが、色々プロパティで調整は出来るものの、
「すき間」が出る事はどうしても避けらないです。
すき間が出たら100%濃度ブラシで埋めていきます。
クリスタだったら「塗り残し部分を塗る」を使用すると便利です。

水彩や特殊な効果のあるブラシで土台を塗るのは避けて下さい。
これも味があっていいのですが、どうしても100%濃度ではない部分が出来て
後ろの色が透けてしまい、商業イラストとしては使いにくいものになってしまいます。
水彩ブラシで効果を入れたかったら先に下のレイヤ-に100%濃度の土台を作ってから!です!

もっと後からでもいいですがいったん拡大してシルエットの形を整えます。
だいたい下絵の線の外側に沿って同じブラシを使って削っていきます。
ちょっと画像が分かりにくかったです💦男の子の上の服の裾やランドセルが分かりやすいかと思います💦
塗り(配色)

土台を置いたレイヤーの「不透明度を保護」にチェックを入れて
順番にパーツごとに色替えをしていきます。
パーツ分けしたい時は、作った土台の上にレイヤーを作り
下のレイヤーを「クリッピング」して作っていくと良いと思います。
この人は全部同じレイヤーでやったのでのちのち後悔する事になります。

色置きの際に、ザラザラなペンを使うとどうしてもこうなる時があるので、
そういう時は「不透明度を保護」のままペンでなぞるか
「塗り残し部分を塗る」を使って↑図のようにぐぐっとくくって下さい。
背景の色を付けてる理由は透けたところがないか、特に白く描いている所など
雑に描いてる所がないか調べるためです。


塗り終わりました。右は下絵線を消したものです。

レイヤーを新たに作り、目、眉毛、口、耳の内側を描いていきます。

更にレイヤーを作成、今度は「乗算レイヤー」で髪の内側の線、服の内側の線などを描いていきます。
通常レイヤーの方が明るい色にはなりやすいですが、色にまとまりが欲しいので
部位ごとにはなりますが基本同じ色で描いていきます。
仕上げ

下描きの線を非表示にして、拡大して、おざなりになっているところを修正していきます。
途中で色を変えたりもするので、けっこう塗りにムラが出来たり汚くなったりしています。
100%ブラシ、ザラザラ感ペンで根気よく修正していきます。
この辺でなんでレイヤー分けをしなかったのだろう…とめちゃくちゃ後悔してます。
最低限別レイヤーでランドセルの本、ジッパー、付いているアクセサリーを作るのが正解です。笑

色が落ち着きすぎたので、色調整をします。
イラストのレイヤーを全てコピーし統合したものを上に「乗算」で置き、
色調補正で「彩度」の項目を最大まで上げます。

色調補正に使ったレイヤー全ての濃度を下げます。
完成!✨!
もってけ画廊にもあるよ~。使ってね✨

おまけ


これは私も研究中なんですけど、イラストをいったんグレースケールにして
色の差があまりなくて目立たない箇所の色を変える修正方法もあります。
今回は先頭の男の子のズボンと全員の目の濃さを上げ、一番後ろの女の子の靴の色がつぶれたので修正してます。
いらすとやさんなどの線画イラストに憧れている方は作ってみてね!!
線画なしイラスト描写の方法は、他にもネットにあがっております。
https://www.youtube.com/watch?v=Pqee7ikq0AI&t=133s
https://www.clipstudio.net/oekaki/archives/170129
ミライク・チセは今日ももりもり稼働中です!!!

